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DAYS
東城弥恵のオフタイム♪


新着

心が笑顔
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ここは日本一長い薔薇のトンネル内。沢山の様々なプレートが掲げられています。中でもこのプレートから伝わるものに大きく心動かされて見とれてしまいました。「見る人の心が笑顔になるように」……。ここと、もう一箇所、香りが一段と濃く立ちこめている白の木香薔薇エリアに長居……(笑)。

2015.04.30 (木) [日記]





彼女の陶房
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町よりかなり遅い、春まだ若い気配。山肌に美しく反響する鳥の声は明瞭で美しく、かなり歌自慢であるだろう鶯の声、思わず録音しちゃいました。山路を行き車を下において更に急な細い坂道を歩きながら、人影ない静けさにふと不安を感じる度に、陶房主である彼女の筆跡のこんな案内板が表れます(笑)。移住したここでの日々の作家としての幸せを、彼女の工房が見えた瞬間、私も丸ごと体感!非常に満ち足りた気持ちになりました。

2015.04.29 (水) [日記]





芯は大事
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懐かしいローマ サバティーニ支店のリストランテ サバティーニ青山さんへ。デザートはキャンドル本体とそこに灯る火を模したと思われる、これでした。ロマンチックでより想像をかきたてられる、さりげない可愛さ……。
この日、ミネストローネを出してくださいながら思いがけず、お店の方がミネストローネにおいてのキャベツの芯、レタスの芯など野菜の芯のダシのことをお話ししてくださいました。そのパワーを改めて理解できたので早速、家に帰って作ってみました。
そう、このデザートのキャンドルもちゃんと芯、しっかり見えていますね~。このリストランテ全ての、お料理に限らず様々な意識に、変わらず、ぶれない芯も感じ……。
「私も、柔軟でありながら、信念忘れず頑張っていこう!」とふと、思ったりもしました。


2015.04.29 (水) [日記]





狛虎
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多聞院さんの狛虎。狛犬ではないのが珍しいですよね? しなやかな姿で歴史を刻んでいます。ネコ科のエリアとばかりに猫も堂々としていて、私の前を悠々と横切って歩いていき植え込みに入る直前「撮らないでいいの?」と言わんばかりに立ち止まってこちらを一瞬振り返りました。それで私、慌てて撮。二枚目の写真です。この次の瞬間、もう猫は奥の植え込みの藪道に入っていってしまい……。

2015.04.28 (火) [日記]





時を待つ



2015.04.27 (月) [日記]





時が経つにつれて
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時間が経つにつれて、グラスを回して揺するにつれて……若くフルーティーになっていくヴィンテージ・キアンティ。2000年のもの。花開いていくイメージが21世紀幕開けのあの時の記憶も呼び起こしてくれました。昨日のこのDAYSは、そのものの音のようなイタリア語単語の話でしたが今日も時にエモーショナルに感じるイタリア語に会いました。昨夜伺ったトラットリアの店名はGANZO。素晴らしい!という意味。言葉のニュアンスもそんな感じしませんか? トスカーナ地方で主に聞かれる言葉ですが、店主の方がトスカーナで修行中のある日親方に自分が作った賄いにもらった言葉だとか!! お話ししながら、その時のお店スタッフのお写真を見せてくださいましたがイメージとして工房のような、い〜い雰囲気でした。

2015.04.26 (日) [日記]





susurro…
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イタリア語で「呟き」「囁き」の意。囁いている音「そのもの」からできた言葉のように感じます。今、風で波立つ度に湧く独特な囁きが聴ける近くの麦畑。

2015.04.25 (土) [日記]





ルーコラの花
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「花」といえば今日もそうでしたが、今の季節、クヌギの花が大量に落ちて歩道がベージュ色になっているのを目にいたします。毛足の長い絨毯みたいにフワフワになっている時もありますが、花殻がもう綺麗に掃かれていても雨で染みたり乾いたりを繰り返してすっかり道を染めています。染料としてもいいかも……なんて想像もしてみたり(笑)。
さて、写真はrucola(ルーコラ)の花です。ルッコラの呼び名で親しまれていますよね。イタリア料理はもちろん、お浸し、サラダ、炒め物、その他、和の料理にもそのゴマ風味も生かして活躍してもらっています。露地栽培のルーコラの菜花、今回は採れたてを天ぷらにいたしまーす。


2015.04.24 (金) [日記]





文楽モチーフの選択
文楽の吉田玉女さんがこの春、「二代目吉田玉男」になられました。襲名、おめでとうございます。二代目玉男さんが以前お好きな宝生流のある能楽師さんの公演をご覧になっていたのを早稲田大学名誉教授の方が見かけられ、玉男さんがその能楽師さんの芸に通ずる古典の良質な継承形を自らも大切にしている様子で心強い思いがするといった旨のことを本の中でおっしゃっていたのを思い出しました。素敵です。また、二代目は昔、そのお名前から(ご自分は玉女で師匠は玉男だった)「よく師匠に『女から男に早くなれ』と言われましたがね、なかなかとても、とても……」とおっしゃっていましたが、文楽の奥深さや積み重ねていけばいくほど増す芸への限りなき探求心もそんなところからヒシヒシとこちらに伝わってくるものがありました。
そういえば以前観て心を動かされた、文楽をよく描かれる画家 池田幹雄氏による『冥土の飛脚』は文楽モチーフのかなりの大作で迫力がありました! 美術館に群青色に沈む画面に冷静な首(かしら)が巧みな構図により生きた動きとなり存在し、こちらもその物語世界に一瞬にして引き込まれそうな印象。人形に命を与える人形浄瑠璃 文楽をモチーフとする面白さは、やはり遣う人間と人形の間に存在する技を通した魂のやりとりの深みに存在するのでしょう。それは独特な「情」にも繋がっています。私は、池田氏が文楽モチーフにこだわりを強く持ち、多く作品を生み出していることを当初、「なぜ文楽だけに特化?」と思ったものでしたが、時を経て今、納得、文楽を観る度により自然に、よくわかるようになりました。


2015.04.23 (木) [日記]





お餅と蝮と浦島太郎
どれも昨日、撮りました。ユキモチソウ(雪餅草。本当に丸くふくらんだ白いお餅を真ん中に抱えています)とマムシグサ(蝮草。茎が蝮の柄に似ているから名付けられました)とウラシマソウ(浦島草。浦島太郎の釣り竿、釣り糸に見立てられてこう呼ばれています)。どれも同じテンナンショウ(天南星)属の仲間たちですがそれぞれ素敵に個性的!

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雪餅草。本当に雪のような白さに惚れ惚れ。顔を近づけてみたくなります。

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蝮草。茎がこの蝮模様を破って伸びてくる感じや首をもたげている姿が動的な迫力がありいかにも本当の蝮を思わせ、ちょっとビクつく私です。

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浦島草。浦島太郎がこの姿になって永遠の命をもらったような……。浪漫があります。


2015.04.22 (水) [日記]






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