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DAYS
東城弥恵のオフタイム♪


新着

8月31日
学生さんの方々にとっては夏休みの最終日であり、「まだリゾート気分を味わっていたいな」とか「しまった!まだ宿題残ってた」と思ったりしつつ、一方では新学期が始まるにあたって気持ちの準備をしている日でしょう。やはり、夏の終わりを告げる合図の鐘が確固たる音色で鳴るような日な気がいたします。この切り替えは本当に12月31日と1月1日の間の如く心を奮い立たせるチェンジかもしれません。学生さんは「一年でもう一日閏年みたいに増やしていい月」を選べたとしたら間違いなく夏休みが増える8月を選択するでしょうね(笑)。JR東日本でも8月31日までは「繁忙期」、9月1日からはいきなり「閑散期」に変身、料金設定も「普通より特急料金が高い」から「普通より特急料金が安い」に変わります(笑)。夏から秋モードに心も体もジャンプするにあたり、実際にはまだ先でも、大切なホップ&ステップ日であることを意識してこの8月最後の日を過ごします。そうしていると……虫の鳴き声一つでも、季節の受けとめ方がガラリと変わってまいりますね。昨晩もコオロギが鳴いていました。

2008.08.31 (日) [日記]





団子坂
私は大学時代、千駄木に住んでおりました。東京メトロ千代田線の千駄木駅から二分、須藤公園を上がってすぐの、閑静な住宅街でした。芸大まで徒歩20分で便利でしたし、通学路の谷中周辺は古い土塀も残るレトロな町で私はそのひなびた雰囲気を楽しみながら通学しておりました。有名な菊見せんべいの店頭を通り(お向かいは、千代紙のいせ辰さん)、三崎坂(団子坂は不忍通りを谷中方面に上がるとこう呼ばれる)をさらに上がるとクリーニング屋さんがあって、毎日通り掛かる私に声をかけてくださいましたっけ。懐かしいです(T_T)。途中谷中銀座に通じる左に曲がる道もありました。谷中銀座の商店街はよくマスコミに登場しますがここもい~い雰囲気。商店街が終わったところにはジャズのレコードに埋もれたジャズ喫茶が当時はありました。そこまで歩くと日暮里駅にもうすぐといったところ。
逆に不忍通りから団子坂を本郷方面に上がり最初の交差点右に折れた辺りが、住んでいた場所ですが、森鴎外の住居跡の森鴎外記念図書館もあり、文豪の愛した界隈として有名です。永井荷風も『日和下駄』の中で「東京中の往来の中でこの道ほど興味ある処はないと思っている」と述べています。当時の面影を今も強く残しているのは充分感じられます。荷風はその『日和下駄』で、たしか、「男心と秋の空のように東京の天気は変わりやすいから、晴れていても必ず蝙蝠傘を持つようにしている」と言っていましたが、今週はまさに大きめの傘が手放せない、どころか異常気象を感じさせるスコールのような雨の降り方でしたね。ちょくちょく止むことは止むのですが、日がでていても雨が降り出すと即激しく降り、日本は温帯ではなく亜熱帯になってしまったかのようでした。各地で水の被害があり、大変なことになってしまいました。普段の生活にすぐにも戻れるよう、一日も早い復旧をお祈り致しております。


2008.08.30 (土) [日記]





自由画
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「自分が直接感じたものが尊い」
「自由画教育」を提唱した山本鼎先生のこの言葉が以前から素敵だと思っておりました。この色紙、鼎先生のそのお言葉を中川一政氏が書かれたもので、いただく機会がありました。創造するということはどういうことか、立ち返って考える機会を与えてくれる言葉です。日本の美術教育にも大きな変革をもたらしました。大正時代、模写を成績としない、自由な表現を最初に子供達に伝えようとなさった情熱に心を強く動かされます。


2008.08.29 (金) [日記]





合成不可能
サプリメントとしてビタミンCをとっている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ご存じのとおり、健康や美容にとても大切なビタミンC。人間は自らビタミンCを作れないため、食べ物などで外から補わなければなりません。ほとんどの動物が体内でビタミンCを合成できるというのに、人間と猿だけは合成出来ないのですよね!。いつも思うのだけれど、なんででしょう?。「人間と猿だけは〇〇できる」ということは多そうなのに。ちょっぴり、くやC。

2008.08.28 (木) [日記]





バスルームの壁時計
バスルームの壁掛け時計を新しくいたしました。文字が大きく見やすくなりました。バスルームを一歩出れば時計はすぐ見えるところにかけてありますが、私を含め、家族はついついしてしまう長風呂傾向の強いメンバーですから(笑)バスルーム内に必需品。初代防滴時計は熱帯魚形で小物受けもついていてかわいかったのですが、肝心の時計機能が故障。次のは色が気に入っていましたが文字盤の数字が近眼の私には見にくいのが難点でした。デジタルは、時間がないとき「あと何分」かが感覚的にサッとわかりずらいから使用しないし。それからいくつかありましたが、何代目になりますか、今回の時計が秒針もはっきり見やすくてベストです。機能はシンプルですが。朝のシャワーも妙に慌てすぎず、気持ちに余裕ができました。

2008.08.27 (水) [日記]





紹興麌美人
「紹興麌美人」は10年モノの紹興酒。10年以上長期貯蔵した原酒を使用した紹興酒のリストを見せてもらい、その中から、名前が気に入り(「美人になれればいいな」と思った)選びました。まろやかに胃の方にしみていく感じがとても美味しい紹興酒でした。そのわりに涼やかな味。角砂糖など入れないほうがいいです。お料理とよく合いましたので、ついつい、思ったよりハイペースですすんでしまいました(*_*)。気分はよかったのですが、カ~ッと熱くなり、後で暑くて暑くて! 熱燗にしたせいもありますね。日本酒も紹興酒も少しお燗した方が好きです。両方ともお米からできているので、美味しいお米の恵みをスピリチュアルな意味を含めて一口ごとに感じます。(紹興酒のほうは、「もち米」ですが。)→お酒に弱く量も飲めませんし、あまり機会もありませんが、だからこそ感じられることもある気がした紹興酒。北京五輪閉会式の巨大な絵巻のように、選手の活躍や達成感溢れる表情も思い出しながらいただきました。

2008.08.26 (火) [日記]





秋の誘惑
夏物にさようならの時期。秋小物や秋色メイクがいよいよ現実味を帯びてまいりましたね。ようやく手にとりたくなりました。とくに、昨日、一昨日のように低温が続くと、ジャケット等のはおりものやストール、スエードパンプスやブーツの気分が戻ってきます。キッチンでも水ばかり使っていましたがお湯が懐かしくなってまいりました。
長年愛用のカルロス・ファルチの裏皮トートの誘惑も今季、初キャッチしました(笑)。まだ夏物の整理やクリーニングが終わりませんのに、一気に秋の誘惑がとまりません。


2008.08.25 (月) [日記]





ハート・シェイプ
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「目立たないところにハート」とか「思いがけずハート」とか「小さなハート雑貨」とか、さりげないハートは、昔からリボンやハート・モチーフに心踊る私にとってポイントです。
長崎市、中島川沿いに続く石垣。多数の石の中に、いくつかハート型の石(見つける楽しみを考えて市が故意的に作ったそう)があります。これらは、石垣を構成するたくさんの石の中ですまし顔で気取ってみえます。前面に「キュートでしょ?」と押し出すハートではなくて、この感覚がかわいいと思います。同様に、甘辛ファッション好きではありませんが、少しのモノトーン・フリルも好きです。ある大人ブランドのこの秋の新作ニットをみた時も、シックなロングニット、着た時には見えないハートが一つ内側に隠されていましたっけ。→ファッション、といって思い出しましたが、昨日発見したのはあるファッションビル中のお店のハート形シャンデリア。長い間ハートの形をしていることにきづきませんでした。店を一周しかねないようなこの大きなシャンデリア、大きすぎてハート形の全貌がわからなかったみたいで、お店から外に出てゆっくりお店を眺める時間があった昨日、やっときづくことができました。「大きすぎて逆にさりげなくかわいい」例ですね(笑)。
♪♪最近撮った、身の回りのハート写真も載せてみました。「山頂の鐘」と、毎日愛用している6×8センチ「ハート小皿」と、嫌なことがあっても、飲むコーヒーがハート形だからしあわせ味になる、お気に入り「ハート・マグ」。♪♪


2008.08.24 (日) [日記]





ゆくも夢
好きな言葉の中に「ゆくも夢、とどまるも夢」というのがあります。どこで出会った言葉かはっきりは覚えておりませんが、たしか、20年程前に観たお芝居の中の台詞だったと思います。この言葉、自分自身のことでも見聞きしたことでも、芸術行為にも自然の摂理にも、……いろいろな場面で頭に浮かんでまいります。もしかしたら、人生の締めくくりが近くなり、過去の出来事をふと思い出した時もこんな気持ちになるのかもしれません。……なんて、わかりませんね(笑)。弱輩者の私が、今、ふとそんなふうに思っただけです…(〃д〃)。

2008.08.23 (土) [日記]





2008年限定ボトル
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GIVENCHYの今年限定『ジャルダン・ダンテルディ・マイ・ラヴリー・バタフライ』。『ジャルダン・ダンテルディ』とはJardin d'interdit=『禁じられた庭』。私は定番に使っている香りではありませんが、以前のイメージと違うボトルデザインなので、新しいメッセージも感じて購入したものです。
この香り、オードリー・ヘプバーンのために51年も前に作られたものです。『ランテルディ』(=『禁止』)はヘプバーンが「私以外はこの香りを使わないで」と禁止したエピソードからついた名前といわれています。トップ・ノートは梨やクランベリー・リーフ、ミドルはピンク・ベリーやワイルド・ローズ、ラストはワイルド・オーキッドやサンダルウッドで、私の第一印象はやはり「初々しい感じ」でした。女性に少女の頃を思い出させるような無垢な香り。このスパイシー・フローラルは可憐なヘプバーンの魅力と重なります。またボトル・デザインも前のものはストンとしていてシンプルな美しさなので、私は修道女のようなイメージが湧きました。時代とこのデザイナーの関係をも感じさせるものでした。
ボトル・デザインが変わるのを見るのは、ワクワク。最近「この香りにはこのボトルがもともと合うのではないか」とも思ってきました。香水はその時代の女性の生き方を反映、密接な関係もあります。ですから歴史的名香の楽しみ方は二とおりあると思います。当時のままその時代の気分を愉しむのと、名香が自分の気分に添ってくれるのを自由に愉しむ方法です。
一方、禁断の香り(禁断と禁止はイメージ違いますね。禁断というと何か…背徳的な感じが強いです)として1930年代に発表された『TABU』はオリエンタルな香りで奔放、この『ジャルダン・ダンテルディ』とは全く対極です。→ちなみに『TABU』と同じ年にはあのオリエンタルな名香『夜間飛行』をゲランが発表しています。(こちらはゲランが『星の王子様』の著者サン・テグジュペリと親友で、実は彼に捧げたものです。)
話が広がってきてしまいましたが、とにかく『ジャルダン・ダンテルディ』、季節的に、という意味では、今よりも、春~初夏につけたい香りですが、いつも忘れたくない気持ちにさせてくれるので、時折、家の中で包まれていたい香りです。


2008.08.22 (金) [日記]






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